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日記

2018-08-05

籤引渡世、家族劇が出た

 夕飯後、テーブルの上を片づけた。片づけてから、改めて呑み始めた。焼酎のミネラル水割りである。オンザロックも悪くはないが、岩ならぬ砂利の俺には、水割りの方が向いているようだ。呑みながら、笹沢左保の『木枯し紋次郎(十一)』(光文社文庫)を再読する。
 本篇が面白いのは、まあ、当然として、巻末に収録されている森村誠一の解説も抜群に面白い。それまで、漠然と抱いていた「笹沢イメージ」を見事に粉砕してくれた。本職の作家さんに対して、まことに失礼だが、まさに名文である。主人公と作者の個性が必ずしも一致しないことを教えてくれた。

 洗面所に行き、歯を磨いた。居室に戻り、ラジオの電源を入れた。冷水を飲みながら『FMシアター』(毎週土曜、夜10時~)を聴く。ラジオドラマと云っても、若い人には馴染みが薄いかも知れないが、ぴよユーザーの皆さんにも是非聴いてもらいたい番組である。必ず創作活動の参考(栄養)になるはずだ。ラジオドラマと小説はちょっと似ているところがある。
 昨夜の作品は、長女を事故で亡くした家族の物語であった。深刻な題材ではあるが、雰囲気は意外に陽性で、哀しみを乗り越えて、未来へ進もうとする力強さに感銘を受けた。逝くのは辛い。そして、遺された方もまた辛い。

※以上は「4日の日記」です。昨日書けなかったので、今日書きました。
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