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日記

2018-05-11

籤引渡世、湖竜が出た

 午前5時に眼が覚めた。布団を出て、厠に行った。用を済ませてから、布団に戻った。いっそ起きてしまおうか…とも考えたのだが、肉体(からだ)のやつが、睡眠を猛烈に欲しており、起きたくても起きられないのだった。

 次の覚醒は午前7時になった。布団を出て、洗面所に行った。洗顔後、台所に行き、湯沸かし器にミネラル水を注いだ。沸き立ての湯で、インスタントコーヒーを淹れた。居室に運び、飲みながら本を読んだ。タツミムックの『日本懐かしオカルト大全』である。まさに「懐かしい」内容だ。
 空飛ぶ円盤&異星人遭遇、心霊写真、ノストラダムスの大予言、怪談奇談の類い、未確認生物、異常現象、エスパー、怪奇本&怪奇番組等々、胡散臭さ満点(失礼)の記事や情報で紙面が埋め尽くされている。
 これらの記事を信じ込むほど、今の俺は馬鹿でも純真(心)でもない。同大全の作り手たちも、一定の距離を置いて、編集しているように感じられる。

 砂利の頃、最大の興味を覚えていたのが、いわゆる「UMAネタ」であった。雪男やツチノコも嫌いではないが、何と云っても、代表格は「ネス湖のネッシー」である。大人になったら、ネス湖に行こうと本気で考えていた。例の「1994年の告白」以降、信憑性はゼロ以下に成り果てたが…。

 自宅の近傍にかなり大きい湖があり、水面を眺める度に、少年鍋太郎は「ここにもネッシーみたいな怪物(恐竜の生き残り)がいるのではないか?」などと、愚かな想像(期待)を巡らせていた。が、実際にいるのは、大型のナマズぐらいのものであった。時は流れ、同湖で「淡水クジラを飼育する」というクラークばりの夢企画が一時立ち上がったが、これも間もなく消えた。
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