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日記

2017-12-02

双六渡世、鉄拳に遇った

 眼が覚めた。枕辺のアナログ時計が「朝の8時」を示していた。洗面所に行き、顔を洗った。台所に行き、湯沸かし器にミネラル水を注いだ。沸き立ての湯で、インスタントコーヒーを淹れた。
 窓ガラス越しに青空が見えた。天気は好いが、気温は低い。熱いコーヒーが妙に旨い。飲みながら、三立製菓(株)の「源氏パイ チョコ」を齧った。

 食後、居室に行き、円盤(DVD)再生機の中に松田優作主演の『暴力教室』を滑り込ませた。1976年に公開されたもの。共演は舘ひろしで、優作と対立する愚連隊のリーダー役だ。ひろしのパパに丹波(哲郎)先生が扮しているが、ゲストの域を出ず、本筋には絡んでこない。
 映画の序盤は、平井和正の『狼の紋章』にちょっと似ていた。もしや、優作の正体はウルフガイではあるまいか…という楽しい空想が湧いたが、そういう展開は用意されていなかった。又、その必要もなかった。
 優作は無敵であった。映画終盤、日本刀おやじ(校長先生/演者:名和宏)を素手でぶちのめしてしまうのだった。元プロボクサーという設定があるにしても、これは強過ぎる。彼ゆえに成立するキャラクターと云えるだろう。

 鑑賞後、再生機の電源を切り、身支度を整え、戸締りを確かめた。1週間分の衣類を担いで、コインランドリーへ向かった。店内は無人であった。
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